2021年3月31日
日本ヒューレット・パッカード株式会社(以下HPE)より、特定のSAS/SSDにおいて、一定のパワーオン累計時間を経過した場合に発生するドライブ障害を防ぐためのファームウェア更新の情報が発表されています。
このドライブ障害は3つに分類され、それぞれ別々のドライブ障害となります。本項では、過去2回の情報も併せて記載いたしますので、SAS/SSDを利用している場合には、HPEサポートサイトで、障害内容、対象製品、対応方法などを確認のうえ、該当するシステムにおいては、ファームウェアの更新を実施してください。
なお、HPEサポートサイトの情報は、随時更新されますので、必ず最新情報で確認してください。
https://support.hpe.com/hpesc/public/docDisplay?docId=emr_na-a00092491ja_jp
HPEサーバ製品(ProLiant/Synergyなど)、HPEストレージ製品(StoreEasy1000、MSA、StoreVirtual3000/4335など)
※対象モデルは多数になりますので詳細モデルはHPEサポートサイトで確認してください。
ドライブ障害とデータ損失が発生し、利用RAIDモードでサポートされる数を超えるドライブ障害が発生した場合にはバックアップデータからの復元が必要となります。
ドライブファームウェアをバージョンHPD8へ更新します。
https://support.hpe.com/hpesc/public/docDisplay?docId=a00097382ja_jp
HPEサーバ製品(ProLiant/Synergyなど)、HPEストレージ製品(StoreEasy1000など)
※対象モデルは多数になりますので詳細モデルはHPEサポートサイトで確認してください。
ドライブ障害とデータ損失が発生し、利用RAIDモードでサポートされる数を超えるドライブ障害が発生した場合にはバックアップデータからの復元が必要となります。
ドライブファームウェアをバージョンHPD7へ更新します。
https://support.hpe.com/hpesc/public/docDisplay?docId=a00111296ja_jp
HPEサーバ製品(ProLiant/Synergyなど)、HPEストレージ製品(StoreEasy1000など)
※対象モデルは多数になりますので詳細モデルはHPEサポートサイトで確認してください。
ドライブが一時的に動作しなくなった後、ドライブの電源サイクルが発生します。 この問題が発生した場合は、ドライブを稼働状態に戻すため、HPD4ファームウェアを即座に適用する必要があります。
利用RAIDモードでサポートされる数を超えるドライブ障害が発生した場合にはバックアップデータからの復元が必要になる場合も考えられます。
ドライブファームウェアをバージョンHPD4へ更新します。
ご利用構成での対応方法や手順などについては、HPE保守サポートの窓口をご利用ください。
https://support.hpe.com/hpesc/public/docDisplay?docLocale=ja_JP&docId=c04770432